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Fender USA Yngwie Malmsteen Stratocaster 最初期イングヴェイモデルのギターレビュー

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今回は私の持ってるイングヴェイモデルのストラトキャスターを紹介します。私がいつもYouTubeの動画で弾いてる赤いスキャロップ指板のストラトです。

目次

Fender USA Yngwie Malmsteen Stratocasterとの出会い

大学生の頃、某楽器屋で中古で13万くらいで売られているのを見て「え、FenderUSAのイングヴェイモデルやん、これ安くない?」と即買いしました。特に何も改造されておらず、状態も綺麗でした。

この時に購入したのは1988年に発売された一番最初のイングヴェイモデルのキャンディアップルレッドカラーです。この色じゃなかったら買ってなかった可能性が高いです。めちゃくちゃカッコいい。

初めての自作ではないスキャロップ指板のギターでテンション上がりまくりましたね。

その頃は確かFenderUSAのアメリカンスタンダードのストラトキャスターとIbanezのSシリーズのギターを弾いていたと思います。

現行のイングヴェイシグネイチャーモデルのストラトとのスペックの違い

ブラスナットやスキャロップ指板、リア、フロントピックアップがHS-3、ヘッドのサインなどは一般的なイングヴェイシグネイチャーモデルと同じですが、最初期のイングヴェイモデルは微妙にスペックに違いがあります。

  • スモールヘッド
  • 2点支持ブリッジ、サドルがアメリカンスタンダード(アメスタ)
  • トーンがFenderのTBXコントロール

という謎の仕様をしております。

イングヴェイのストラトといえばラージヘッドですが、スモールヘッドなんですよねこれ。私は逆にそれがカッコいいと思ってます。

フレットもジャンボフレットではないような…。すり合わせしてるので低くなってるだけかも。まあスキャロップなんでフレットの高さが低くてもあんまり関係ないですが。

ボディはアルダー、ネックはもちろんメイプルです。

イングヴェイモデルのストラトを自分好みに改造

このギターは購入後に色々手を加えてます。本人使用のスペックに近づけるのではなく、個人的に好みのスペックに改造をしてます。

一応もともとついてたパーツも保管してあります。

ピックアップ交換

ピックアップを一度VANZANDTのROCK(リア)とTRUE VINTAGE(フロント、センター)に変更し、その後、ギターを再開するにあたってDiMarzio HS-4、VANZANDT TRUE VINTAGE、DiMarzio HS-3の配置に変更。現在もこれです。

シングルコイルのピックアップはやっぱりHS-3が好みです。試したことない人はぜひ一度試して見てほしいピックアップですね。私は初めてこのピックアップの載ったギターを弾いた時あまりのローノイズに感動しました。

普通のシングルコイルはノイズが気になる…それがストラトの味でもあるとはおもうのですが。

そしてDOD250などのイングヴェイ使用歪みエフェクターをかましてマーシャルで鳴らせば即イングヴェイっぽい音になるというお手軽さ。これは別にストラトに限らないと思っています。

エレキギター本体の音はピックアップがその音の特徴の大部分を占めていると思ってる派。

昔アリアプロⅡのフライングVにFS-1載っけたのをイングヴェイが弾いてましたが、やっぱあの音でしたし。イングヴェイがレスポール弾いてる動画もありますが、あれはやっぱレスポールというか、ハムバッカーの音だなと個人的には感じます。多分あれもレスポールにHS-3載っけたらイングヴェイの音になるんじゃないかと笑

トーンポット&配線変更

トーンをTBXコントロールポットから普通のCTSのポットに変更し、リアトーンとフロント+センタートーンにしました(エリック・ジョンソンのストラトと同じ配線)。リアピックアップのTONEは調整出来るようにしておきたい。

ちなみにイングヴェイ本人はトーンを調整することがないのでトーン自体をカットしてます。そっちの方が音の抜けが良くなるとは言われています。

コンデンサもオレンジドロップに変更してます。

サドル&ペグ&ジャック交換

  • サドルをアメスタ純正の新品に交換
  • ペグをGOTOHのマグナムロックに変更
  • ジャックはPURETONEのジャックに変更

特にGOTOH(ゴトー)のマグナムロックは最高ですね。全然チューニングが狂わないので本当に交換してみて良かったと思ってます。人によっては邪道と怒られそうですが……

気に入っているところ

見た目がカッコいい

見た目がめちゃくちゃカッコいいです。クラックが入ったヘッドやネックの飴色塗装、スモールヘッド、キャンディアップルレッドの色、スキャロップ指板…カッコいい。

最近はピックガードも日焼けか何かで変色してきてそれもいい味出してます。

ネックが全然反らない

途中12年くらい放置してた時期があるのですが、ネックの状態がずっと良いですね。理由は分かりません。

いまいちなところ

重い

めっちゃ重いです。何キロあるんだろう。3.5kg以上は絶対あると思う。

サドル

やっぱサドルですね。ブリッジごと交換しないと普通のストラトのサドルが使えません。別に音などに不満があるというわけではないのですが、ブロックサドルよりも往年のストラトのサドル(ヴィンテージタイプのプレスサドル)の方がカッコ良いなと思ってます。

イングヴェイモデルのストラトの音と弾きやすさについて

「あれ?ここまで音について一切言及がなくない?」と思った人もいるかもしれませんが、普通のHS-3が載ったストラトの音をイメージしてもらえればOKです。

歪ませるのはもちろんですが、普通にハードロックやメタル以外のジャンルもこなせると思います。イングヴェイモデルだからってズクズクピロピロ専用というわけではありません。まあストラトなんで当たり前ですが笑

一般的にはレビューだと「○○材のボディの鳴りが~…とかメイプルネックの音の硬さが~とかブラスナットの開放弦のきらびやかさが~」とか色々言われると思うんですが、個人的には材の違いの音って微々たるものだと思ってるのであんまり興味がない…。というか分からない。アンプとかエフェクターのツマミをちょっと回したらそんな僅かな違い吹っ飛ぶようなレベルの誤差という気がしてます。

耳が良くて機材にこだわりがある人からするとありえないとは思います。

確かに音が違うってこと自体は分かるんですが、音の良い悪いは好みの問題なんでなんとも言えないですよね。

ピックアップ「DiMarzio HS-3」について

スタックシングルコイルのHS-3なんでハムキャンセル効果があり、普通のシングルコイルが載っているストラトよりも圧倒的にノーロイズです。イングヴェイが使っているのでめちゃくちゃ歪むと思っている人もいるのですが、このピックアップはかなり低出力です。

HS-3は一般的にはピッキングニュアンスがモロに出るのでちゃんと弾けてない場合はすぐバレるので弾きこなすのは難しい、弾きにくいピックアップとか言われます。

これはHS-4(旧YJM)、Seymour DuncanのYJM Furyも基本的に同じだと思います。

弾きやすさ

弾きやすさは左手に関しては一般的なスキャロップ指板のギター、右手に関してはストラトの弾きやすさ(人によってはボリュームノブが邪魔になる…とかスライドがやりにくい…とか)です。ネックがちょっと太めというか丸いので人によっては弾きづらいかもしれません。あとはまあ普通のストラトですよ。

スキャロップ指板だからっていつもより速弾き出来るようになるとかそういう特殊効果はないです。

あとは、塗装がツルツルなので滑りが少し悪いですかね。サテンフィニッシュみたいなサラサラタイプが好みの人は慣れるまでは弾きづらいかもしれません。

イングヴェイっぽいギターの音の作り方

DOD250とかYJM308、MXRやFenderのYngwie Overdriveなどを繋いでマーシャルで鳴らせばイングヴェイっぽいトーンにはなると思います。

今だと高性能なアンプシミュレーターやキャプチャー系の機材があるので1987Xのトーンモデルとか使うと良いはず。

イングヴェイが使ってる歪みエフェクターって色々ありますけど、大体どれも音同じじゃないですかね?これ言ったら怒られそうですが、ネットの比較動画を見ても私にはほぼ違いが分からない笑

でも最近出たMXRのYJM308オーバードライブはめっちゃ欲しいです。カッコいい。けどちょっと高いんですよね。昔ってDOD250とか中古だと5000円くらいで買えたような……最近のエフェクターって高いですよね。

とりあえずイングヴェイモデルのストラト最高!

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