前回の記事で紹介したクラシックギターですが、フレットが飛び出していて端の処理も甘いのでバリ取りをしました。意外と簡単に出来たのでやり方を紹介します。
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目次
ギター フレットのバリ取りの道具
- 金属加工用の鉄ヤスリ
- マスキングテープ
- 紙やすり
楽器リペア用の専用工具ってどれも高いですが、だいたいはホームセンターの道具で代用できると思います。
下の画像のように金属加工用の鉄やすりの四角のものを用意して、2つの面にマスキングテープを貼って削れないようにします。これで指板にやすりを当てながらフレットの端を丸めることができます。高い専用工具も別に必要ありません。

ギター フレットのバリ取りのやり方
まずは指板から飛び出したフレットを削ります。指板サイドやネックのサイドがヤスリで削れないようにマスキングテープで保護します。

マスキングテープが貼れたら鉄の平ヤスリでフレットの飛び出した部分を削ります。マスキングテープを貼っていますが、指板やネックを削らないように注意。ある程度削ったら手でフレットの端を触って飛び出てないか確認。

フレットの飛び出し部分を削ったら、記事の最初で紹介した四角の鉄ヤスリを使ってフレットのバリ取りをしていきます。これをしないと指が引っかかったり、最悪ケガをしてしまいます。

鉄ヤスリである程度丸めたら、指板をマスキングテープで保護して仕上げに紙やすりでキレイにしていきます。

最後にティッシュを滑らせて引っかからないことを確認してフレットのバリ取り完了です。

動画もあるのでよければこちらも参考にしてください。