私は激安ギター、Playtechのテレキャスタータイプを持っています。このギターはフレットが低くて指板に指がべったりつくのがちょっと弾きにくいです。
ということで、自分で改造することにします。ギターの指板を削ってスキャロップ加工を自作しました。
スキャロップ加工の様子や試奏の動画もあるのでぜひご覧ください。
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ギターのスキャロップ加工 自作に必要な道具
- マスキングテープ
- 紙やすり(80、120、240、400番)
スキャロップ加工には鉄のヤスリを使ったり彫刻刀を使ったりする方法もありますが、今回使用したのはこの2つのみです。かなり簡単です。
紙やすりのみを使うことで、時間は少しかかりますが、素人でも仕上がりが良い感じになりやすいです。昔IbanezのRGを自分でスキャロップ加工した時は彫刻刀と紙やすりを使いましたが、ぱっと見でわかるくらいボコボコの加工になってしまいました。
指が指板にべったり触れない程度の深さのスキャロップで良いので、いわゆるハーフスキャロップという加工に挑戦します。Fenderのイングウェイモデルなんかのスキャロップ加工はかなり深いですが、今回はそれの半分以下深さの仕上がりを目指します。またフレットも10フレット以降を加工します。
削る量が多くなると時間もかかりますし大変ですので……
ギター スキャロップ加工のやり方
- マスキングテープを何重かに貼り、フレットを保護
- ネックの側面に深さの基準の目印としてマスキングテープを貼る
- 指板を削っていく(80番からスタートし、どんどん紙やすりの番手を細かくしていく)
これだけです。真ん中から削り始めて、少しずつ範囲を広げていきます。80番の紙やすりはゴリゴリ削れていくのでやりすぎには注意します。
削り終わった後は、今回私はやっていませんがエキゾチックのオイルなんかでフィニッシュするのもアリかもしれません。
最後に
動画でも言ってますが、結構綺麗に出来たんじゃないでしょうか。個人的には十分満足いく感じに仕上がりましたし、弾き心地もかなり良くなりました。
やっぱりスキャロップ加工された指板は良いですね。スライドがちょっとやりにくくなりますが、チョーキングやビブラートなどがとてもやりやすくなります。
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