ブルースを弾くとき、バッキング(リズムギター)はどれくらいのパターンを弾けますか?
そういえば「ダッダ ダッダ ダッダ ダッダ…」という定番のボトムリフばっかり弾いてるなという人もいるのではないでしょうか。今回はその超有名なリフを含め全部で4つの基本的なバッキングパターンを練習します。複数のバッキングパターンを覚えていると、他のギタリストと被らないようにしたり、鍵盤などの他の楽器の邪魔にならないようにしたり応用がききます。
全てキーはA、シャッフルのリズム、フィルなどはなしのシンプルなバッキングパターンで練習しています。TAB付きで練習しているYouTubeの動画もありますので、ぜひご覧ください。
ブルースギター 基本バッキングパターン4つ
定番のボトムリフバッキング
パワーコードにM6を絡めた超定番のボトムリフのブルースバッキングパターンです。これは弾いたことある人も多いのではないでしょうか。全部ダウンピッキングで弾いています。上手い人はメトロノームに合わせてこれを弾くだけでめちゃくちゃグルーブ感が出せます。シンプルですが奥が深い……
コードバッキング
2つめはコードバッキングです。7thコードを「ジャッ、ジャッ」と1小節で2回弾くパターンです。動画で紹介したコードフォーム以外でももちろんOKですし、テンションコードにしてもカッコよくなるので、色々なコードの押さえ方で試してみてください。
動画では紹介しませんでしたが、3弦と4弦のみを使って3度と7度の2音だけ弾くとピアノなどの邪魔にならないようにバッキングが弾けます。
単音リフバッキング
3つめはベースラインを弾く単音のリフです。SRVとかもこのパターンをよく弾いてましたよね。これも定番です。
トライアドを使ったバッキング
最後はトライアドを使ったブルースバッキングです。コードチェンジが忙しいので4つの中ではちょっと難易度は高めかもしれません。ブリッジミュートをかけて軽快な感じに弾きたいのですが、難しい……
最後に
ブルースはポピュラー音楽をやるなら避けては通れないですし、ギタリストならぜひ弾けるようにしておきたいところですよね。この4つのパターンを覚えておけば、セッションやバンドで「ちょっとブルースやろう」となった時もバッキングのバリエーションがなくて困るということはとりあえずないと思います。
慣れてきたらフィル(いわゆるおかず)やターンアラウンドフレーズを入れる練習をしたりみたりするとさらに良い感じになると思います。このサイトやYouTubeでもそのうちやろうと思います。